風が吹けば。。。

千葉の衆議院補欠選挙では、新生小沢民主党が自民党を制して初陣を飾りました。

 つい先日までの、民主党の若手議員が発端のガセメール騒動を思うと想像できなかった結果です。
 国会では「4点セット」と呼ばれた米国産牛肉の輸入停止問題、ライブドア事件、耐震強度偽装事件、防衛施設庁を舞台にした官製談合事件の議論が一気に吹っ飛んでしまい、国民の民主党への不信感が高まったのですが、今回の選挙の結果をみると、小沢新体制になったことへの期待感の方が上回った風が吹いたということでしょう。

 又、補欠選挙に強いはずの自民党の敗北の裏には、あまりに稚拙な小泉チルドレンによるパフォーマンスへの疑問や、ますます進む格差社会に対する国民の不信感があったと思います。

 日本中が浮かれた去年の劇場型選挙の後には、300議席をも超えるオールイエスマンの巨大与党ができあがりました。
 何事も数の論理で押し切ってしまう様は、健全な民主主義とは程遠いように感じます。

 千葉補選後の調査によると、前回の衆議院選挙では小泉自民党に投票した人も、今回は民主党に投票した人が多いとのことです。
 その理由は、『前回の選挙では自民党を勝たせすぎてしまったから』『小沢代表に期待をしているから』という意見が多かったとのことです。

 改めてマスコミの吹かせる"風"の怖さを感じるとともに、私たち有権者も"風"に惑わされることなく、自身の判断でどの候補者が適任かを見極めてくことが大切なのではないでしょうか。